ネイルサロンの開業のための5つの準備

ネイルサロンをオープンしたいと思っている方でも、どのくらい前から、どのような準備をすれば良いのか悩んでしまうことも多いと思います。

そこで、ネイルサロンを開業したい方が事前に知っておくべき、ネイルサロンの開業のための5つの準備について解説していきます。

準備1:必要になる資金を考える

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ネイルサロンを開業したくても、店舗が無ければ開業することは難しいです。

まずは、ネイルサロンにふさわしい立地で、ネイルサロンにふさわしい内装を作れる店舗を契約する必要があります。これには自宅で開業するのか、店舗を借りて開業するのかということにも関係してきます。

自宅なのか、店舗なのかという部分は、後で必要になる資金額にも影響しますが、それぞれのメリットとデメリットを考慮して決めていかなければなりません。

自宅で開業 or 物件を借りて開業

立地が良い所に店舗を出したいと思えば、その分賃料が高くなり、経費が増えることになります。それでも自宅で開業するより多くの人に見てもらえますし、ネイルサロンを知ってもらうことができるのはメリットです。

自分が望むパターンの店舗をイメージできれば、実際に店舗を探して契約することになり、その後のステップに進むことができます。

主にお金がかかるもの

自宅の一室を使ってネイルサロンを開業する場合は、内装工事をするにしてもそれほど高くなりません。さらに備品も最低限の物を用意すれば、開業資金もそれほど多くかかりません。

主にお金がかかるものは、内外装の工事費、ネイルの材料費、ネイルのデスクやチェア、ネイルの道具を置く什器です。すべてを合わせて100万円ほどでも、開業することができるでしょう。

内外装の工事費、ネイルの材料費、ネイルのデスクやチェア、ネイルの道具を置く什器

テナントを借りて開業する時は賃料が発生するので、その分開業費用が高くなるのは考慮しておく必要があります。繁華街であったり、駅の近くという立地条件が良い所では、どうしても賃料が高くなってしまいます。

自分が用意できる資金と相談しながら、どこにネイルサロンを開業するのかを考えると良いでしょう。大規模な内外装工事を行わないのであれば、100万円からでも開業することができます。

それでも物件を借りて開業する時は、契約時に毎月の家賃の10か月分くらいが必要になる場合が多いので、余裕を持って資金を準備しておきましょう。

物件の取得費用費用の相場
保証金家賃の10か月分
仲介手数料家賃の1か月分
前家賃当月分の日割+翌月分
造作譲渡代金※居抜き物件の場合

開業した後は集客しなければならないので、宣伝にかかる費用も最初の資金に含めます。フリーペーパーに広告を出すこともできますし、インターネット上でホームページやブログを通して集客する方法もあります。

今はスマホを使う人が多いので、こうしたインターネットでの集客が効果的ですし、宣伝費用を抑えることにもつながります。

準備2:どんなネイルサロンにするか?

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数多くあるネイルサロンが生き残っていくためには、そのサロンならではのコンセプトをはっきりさせておくことが大切です。

まず、どんな人に来店してほしいかをイメージします。若い女性なのか、主婦くらいの年齢層なのか、もしくはキャリアウーマンを狙っていくのか、自分が対象とするお客さんの年齢層を想像してみましょう。

若い女性?主婦?キャリアウーマン?高齢の女性?

コンセプトを決めるにはイメージを膨らませて、イメージをはっきりさせていくことが大切です。ただでさえネイルサロンは、万人に来店してもらうことができる業種ではないので、その中からターゲットを決めていきます。

ターゲットが決まったら、提供するメニューや価格を決めていきます。どんなメニューを提供して、価格をどれくらいに設定するかということは、他のサロンと差別化するための要素にもなります。

たとえば、得意なアートを売りにしようと考えても、オフィスワークをしている女性には派手なアートは受け入れられないでしょう。自分が得意な分野を前面に出したいと考えても、それがお客さんに喜ばれるかは別です。

さらに、ターゲットに合わせて内装も考えていかなければなりません。年齢が高めの女性であれば落ち着いた雰囲気を作る方が良いでしょうし、若い女性がターゲットでも居心地の良い空間は喜ばれます。

もし自分がお客さんだったら、どんなネイルサロンに来たいかと想像してみて、また来たいと思ってもらえるネイルサロンを作りましょう。

ネイルサロンの名前を決める

コンセプトが決まったら、ネイルサロンの名前を決めていきましょう。

覚えやすく、ネイルサロンらしい名前は、口コミや集客にもつながります。分かりやすい名前であれば、店名を見てすぐに何のお店か分かってもらえますし、インターネットの検索にも引っかかりやすくなります。

お店のコンセプトが決まっているのであれば、そのコンセプトの意味も含めると、より良い名前ができるでしょう。

それでも他の国の言語などをそのまま使ってしまうと、読みにくかったり読めなかったりするので、覚えてもらいにくくなります。ネイルサロンに限らず店舗経営では、パっと見て読みやすい店名にすることが大切です。

コンセプトに合わせて、読みやすい名前を考えていきましょう。

準備3:物件探しと内装工事の注意点

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物件を探す時は、まずどのくらいの規模の物件にするかを考えていきます。ネイルサロンであれば、最低1人分のスペースがあれば営業することができますが、ある程度余裕を持たせて快適な空間を作りましょう。

自宅の1室をネイルサロンにするのであれば、それほど大きくならない規模で開業できるので、内装工事も簡単になります。しかしテナントを借りて開業するのであれば、どれくらいの規模にするかを考えなければなりません。

スタッフを雇って開業するのであれば、ある程度のスペースを用意して、ある程度の人数のお客さんに同時にサービスを提供できるようにします。

内装工事の注意点

内装を考える時は、イメージに近い施工をしてくれる業者を選ぶ必要があります。内装工事には、壁や天井などの内装や、空調やトイレなどの設備も含まれます。

自宅で開業するのか賃貸なのかによって、内装工事は大きく変わります。自宅で開業するのであれば、空調やトイレなどの設備は工事しなくても大丈夫でしょう。

それでもネイルサロンは美容業ですから、衛生面には気を配っていきたいので、自宅の設備が少し古くなっているのであれば、開業の際に合わせて内装工事をすることも検討すると良いでしょう。

居抜き物件で、もともとネイルサロンを営業していた物件を探せば、ほとんどの設備をそのまま使うことができます。

居抜き物件を探す時は、もちろん自分のイメージに合った物件を探すことが重要です。もし自分のイメージと合っていなければ、内装を解体して工事をしなければならないので、追加で費用がかかってしまいます。

居抜き物件でも、内装や設備が無料で使える場合と、譲渡料を支払わなければならない場合があるので注意しましょう。居抜き物件でも、スケルトン物件で一から工事する場合でも、工事を依頼する業者選びは重要です。

ネイルサロンはそれほど複雑な工事をしないので、見積書を作成してもらえば、どのような工事をするのかはだいたい分かります。飲食店と比べて、ネイルサロンは必要な設備が少ないので、工事金額が安く済みます。

一般的に1坪あたり20万円と考えておくと、おおよその工事費用の目安を知ることができます。もちろん自宅をネイルサロンにするのであれば、それよりもっと安く内装工事をして開業することもできます。

内装工事の費用を抑えるには、複数の業者に見積りをしてもらい、見積りや提案内容をしっかり比較することが重要です。

ネイルに必要な材料や備品

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ネイルに必要な材料や、備品なども用意しておく必要があります。ネイルの材料は問屋さんを通して仕入れるでしょうが、備品は工事の際に一緒に用意してもらう方法と、自分で購入する方法の2通りがあります。

内装工事をする際に、工事業者に一緒に依頼することもできるでしょうが、ある程度割高になるのが通常です。自分で購入して取り付けるほうが安くなるので、できる範囲は自分でやる方が良いでしょう。

ネイルサロンのコンセプトに合う家具やソファなどの備品も、自分で積極的に探してみましょう。他のネイルサロンとの差別化にもなりますので、慎重に備品などの購入を進めていきましょう。

準備4:ネイルサロンを経営する心構え

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ネイルサロンをオープンした後は、他のネイルサロンとの差別化を図り、利益が出るようにしましょう。自宅でネイルサロンを開業するのであれば、他の仕事と比べて利益率は非常に高く、約9割が利益になります。

ネイルの材料というのは、それほど高いものがなく、ネイリスト用の問屋さんを通して材料を購入すれば、仕入れ値も安くなります。

しかし考えておかなければならないのは、その利益から経費を支払っていかなければならないということです。経費の中には店舗の家賃や光熱費、人件費や自分の給料も含まれますし、ネイルの材料費も含まれます。

会社勤めをしていたころは自分で考える必要がなかった年金も、自分で支払わなければいけなくなります。何も考えなくても会社がやってくれていた確定申告も、開業後は自分でしないといけなくなります。

店舗の家賃や光熱費、人件費や自分の給料、ネイルの材料費、年金や確定申告

これらは難しい部分も多いですが、自分の努力次第で、会社勤めをしていた時よりも収入が増える可能性も秘めています。

他店との差別化が重要

繰り返しになりますが、ネイルサロンが生き残るには、他店との差別化が重要です。他店ではやっていないメニューがあったり、他店では対応できない時間でも施術したりするのも、差別化としては良い方法です。

1回だけでなく、何度もリピートしてもらうためには、「支払ったお金以上に、サービスに価値がある」と思ってもらうことが必要です。価格競争に巻き込まれないためにも、サービスに付加価値を付けることが必要です。

価格を安くすることは誰にでもできますが、値下げすれば売り上げも減り、最終的に自分の首を絞めることになります。それよりも、お客さんに喜んでもらい、また来たいと思ってもらえる方法を考える方が有意義です。

開業した当初は、お客さんに感謝カードを作るのも有効です。来店してもらった感謝の気持ちを自筆で書けば、お客さんに感謝の気持ちが伝わるでしょう。

さらに初回の来店時に、次の来店で割引になるカードを用意しておけば、次の来店につなげることもできます。その時に顧客の情報もしっかり集め、今後の売り上げアップにつながるアイデアを考えていきます。

感謝カードを作る、次回の割引カードを作る、顧客情報を集める

顧客情報を集めておけば、そのお客さんにふさわしいメニューを提案したり、好みに合ったデザインを提案できます。お客さんを第一に考えてサービスを提供すれば、おのずとリピーターも増えていくでしょう。

準備5:開業に必要な手続きと宣伝方法

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ネイルサロンを開業するにあたって、特に必要な資格はないため、誰でもネイルサロンを開業することができます。

ただしネイリストとしての技術を証明するために、ネイリスト検定試験などもありますので、取得しておくと良いでしょう。ネイリストの資格は国家資格ではないので、本当に必要なのは技術だということも覚えておきしょう。

ネイルサロンでは、美容関係で求められる保健所などの許可も必要ありません。

しかし税務署に開業届を出す必要があるので、管轄の税務署に提出しておきましょう。開業届を出しておくと確定申告の際にメリットがありますし、税金は絶対に支払わなければいけないので確定申告は必須です。

所得を隠していることが発覚すれば追加微税になりますし、税務申告をしないことは不法行為にあたりますので、忘れずに申告するようにしましょう。

開業届などの手続きが終わった後は、最初から少しでも多くのお客さんに来てもらえるように、開業前から宣伝しておきましょう。

SNS

フリーペーパーに広告を掲載したり、初回来店のクーポンを作るのも、よくある宣伝方法です。お店の名刺やショップカードを作っておくと、来店したお客さんが配ってくれることもあるので、忘れずに準備しましょう。

まとめ

規模によって違いはあっても、ネイルサロンを開業するには多くの準備が必要です。世間にネイルサロンは数多くありますが、長く営業を続けていくためにも、きっちりと準備を進めていきましょう。

どのように他のネイルサロンと差別化を図るか、しっかりと考えておくことも重要です。自分が満足するのではなく、お客さんが思っている以上のサービスを提供できれば、きっとそのネイルサロンは成功するでしょう。

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担当者

野村 晃正

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