飲食店にグリストラップを設置する基準は?

飲食店を開業するときに、業態によってはグリストラップを設置するかどうか迷うことがあるかもしれません。

では、グリストラップの設置は義務なのかどうか、また設置の基準について見ていきましょう。

グリストラップの設置基準について

グリストラップの設置基準というのは、自治体によって違ってきます。自治体によってはグリストラップの設置が義務づけられており、もし設置していないと罰金などが科されることもあるのです。

しかし、法律としてはグリストラップの設置は義務化されていません。

ただし、下水道法では店舗の下水を定められている基準値より汚してはいけないことが決められているので、グリストラップを設置していなければ実質この基準値をクリアすることはできません。

ですから、ほとんどの飲食店を開業するケースで、グリストラップを設置することになるでしょう。

グリストラップの設置の基準は自治体に問い合わせ、下水道法については国土交通省に問い合わせてみましょう。

グリストラップの清掃基準について

意外に知られていませんが、グリストラップには設置基準の他に清掃基準というものもあります。

このグリストラップの清掃基準は各自治体が設けているもので、グリストラップから出た生ゴミや油脂、そして汚泥などの処理に関する基準です。

もしこれらを守らないと罰金が科されたり、懲役が科されたりすることがあります。

ある自治体ではとても細かく清掃基準を作っていて、1日に1回はバスケットの中の生ゴミを処理し、週に1回は油脂を処理するようになどと定めています。

グリストラップの設置メリット

設置やメンテナンスが面倒なグリストラップですが、設置するメリットは大きなものです。そのメリットの1つは、下水道法を遵守できるということです。

飲食店では思った以上に油を使いますので、あっという間に定められている下水の水質基準を上回る汚れを排出します。もしグリストラップを設置していれば、水質をきちんとコントロールできるため、環境保護の観点からも大切な設備なのです。

きっとグリストラップを設置して開業した後に、そこに溜まっている汚れを見て、いかにお店から油脂が排出されているかに驚かれることでしょう。

飲食店にグリストラップを設置する明確な法律はありませんが、下水道法を遵守するためにはグリストラップの設置は必須と言えるでしょう。

自治体によってはグリストラップの清掃基準も細かく定められていますので、チェックしておきましょう。

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