飲食店を開業する際の融資金額の目安

自分の予算に限界があっても、融資をうければ開業資金を確保することができます。開業で予算を削りすぎては、営業を軌道に乗せるのも難しくなってしまいます。とはいえ、融資に頼り過ぎては返済時に困ってしまいます。

融資制度を上手く利用して、無理のない範囲で開業資金を確保するために、お店を軌道に乗せるまでに必要になる融資金額の目安を把握しておきましょう。

開業資金に利用できる融資先

店舗物件の確保から内装工事、厨房機器や備品の準備など、開業するまでの費用だけでも数百万円、1000万円以上かかってしまいますが、さらに営業を軌道に乗せるまでの数か月間の資金も確保しておかなければなりません。

その予算をすべて自分の懐から出せれば良いのですが、そういう恵まれた方は実際はほとんどいませんので、資金が無い場合には多くの方が融資制度を利用します。

主な融資先は、日本政策金融公庫と各自治体の2つとなります。

他にも銀行や金融機関から融資をうけることはできますが、審査が通りやすく低金利というメリットから、日本政策金融公庫や各自治体を選択するのが一般的です。

融資をうけるには信頼性が重要

融資をうけるためには、明確な希望金額を提示しなくてはいけません。

店舗物件の確保と賃貸にかかる費用、店舗準備、運転資金など、開業にかかる費用をすべて融資先に伝え、どれだけの金額が必要で、そのうちどれだけの費用を融資してもらいたいかを融資先に説明しましょう。

審査が通りやすく低金利とはいえ、融資先も返済が確実に期待できない相手にはお金を貸してくれませんから、当然のことです。

ですから、融資をうけたい金額については、自分が払える金額、かかる金額を十分に把握したうえで導き出さなくてはいけません。

金額を下げれば融資をうけられやすいとは考えず、信頼性の高い事業計画を作成して、妥当と思われる融資金額を提示するようにしましょう。

開業資金における融資の割合

自分の予算と融資を合わせて開業する場合、どれくらいの割合を融資に頼るべきでしょうか?

融資の割合を増やせば現状の負担は少なくなりますが、返済金が増えてしまいますし、何らかのトラブルで営業を軌道に乗せるまでに時間がかかれば、返済そのものが困難になりますから、融資に頼りすぎるのは危険です。

一般的には、開業資金の50%と、営業を軌道に乗せられるまでにかかる運営資金の50%を合わせた金額が、融資の割合の目安です。

つまり開業に1,000万円かかるとしたら500万円を融資で、軌道に乗せられるまでの期間を4か月としたら2か月分を融資で、と考えて計算してみましょう。

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